JAC東北支部 セミナー報告
7月3日、日曜日にJAC東北支部のセミナー講師として参加してきました。
都合5回目の東北セミナーになります。
今回の会場は仙台です。
前回、前々回から引き続き、KIZUカイロプラクティックでのケアや分析方法を「施術者間で如何に情報を共有するか?」というテーマにしたセミナーです。
前回も書きましたが、KIZUカイロは、全体で10名を超えるスタッフが在籍しています。
我々にとっては必要だからこそ生まれた情報共有の概念ですが、個人で臨床にあたっている先生達の間にどう落とし込むかが今回のセミナーをやる上での課題でした。
情報を集め、どう考え、どうフィードバックさせるか?
日々施術にあたる上でこうした当たり前の行為は、頭の中だけで処理され、経験則に拠って処理のアレコレはすっ飛ばされます。そうやって経験則が優位になると徐々に体系的に行われなくなり、共有できないものになっていきます。
結果としては、情報を共有することは元より、レビューも難しくなります。
そうした観点から考えると、情報収集や整理という極々日常化した行為の体系化は、意外と興味深く、多数が働く我々にとっては外せない要素と言えます。
業界の殆どは個人です。
だからこそ、情報収集から整理、フィードバックまでを体系化し、共有できるものにしていくことは業界にとっては大きなメリットになると信じています。
さて、そうした前回、前々回の内容を受けての今回でしたが、基本部分を全体的にレビューし、細かい内容や発展的な部分を行いました。一つのチェックでも幅が広がりますよ、という内容です。
マニュアルというよりも我々にとっては「規範」となるルール、考え方をお伝えしてきました。
準備を進めて下さった横向先生を始め、参加して頂いた東北支部の先生方ありがとうございました!