昨年に引き続き、11月12日(土)に代々木第二体育館で行われた2016年北斗旗全日本空道無差別選手権大会に選手サポートとして参加してきました。

空道は、安全性と実戦性の両立を目指した競技で『打撃・投げ・寝技』が認められている総合武道です。ヘッドギアによって頭部を守り、拳は掴み、投げの出来るフィストガードを付けて試合が行われます。

大道塾HP

空道の醍醐味は、188センチ/116キロの超ヘビー級選手と167センチ/66キロという選手同士でも実際に試合ができるという事です。そもそも同じ土俵に立つということ自体が格闘技ではほぼ有りません。ですが、進化を続ける技術とそれを体現できる競技ルールの二つに支えられ、痛々しい格闘技の試合とは異なった「競技としての総合武道」という新しい形を作っています。

昨年の試合では、
「まるで映画か漫画だ・・・」という感想を空道の指導者の方がつぶやいていましたが、今年はそれを超える技術と気持ちのぶつかり合いが見られ、年々進化し続ける空道という競技の可能性を感じることが出来ました。

昨年と同様に選手のコンディショニング、パフォーマンスアップを目的に活動してきました。一昨年の世界選手権でも担当させて頂いた目黒選手を始め、昨年から引き続き来て頂いた選手や新しい選手も増え、徐々に認知されていることに嬉しさを感じました。ケアの途中で試合観戦もしつつ、大興奮していました。空道の試合はyoutubeなどの動画サイトでも一部見ることが出来ますのでぜひ一度ご覧ください!

当院でケアを担当させて頂いている患者さんからのご紹介で一昨年の世界選手権、昨年の北斗旗全日本空道無差別選手権大会に引き続いて今年も活動をさせて頂きました。仕事抜きに空道のサポートを楽しんでいるのでお休みを頂くのは申し訳ない気持ちもありますが、現場で得た経験を還元できるよう努めてまいります。