症状
17歳 女性
バスケットボール選手。
部活でバスケットをやっている。半年前から足首の近い脛の部分(内側)に痛みが出始めた。整形外科を受診しシンスプリントと診断された。
特に練習後に痛みがあり、翌日の練習の始めも痛む。動いていると忘れてしまうが、練習後にはまた痛みが出る。徐々に悪化してきている。
練習後は歩行時でも痛みを感じる
分析
検査時、触ると強い痛みがあった。
また、後脛骨筋にも強い緊張と圧痛があり、足首は可動域が低下していた。
軽いジャンプで痛みが再現される。
後脛骨筋を主に、周囲の筋、関節機能を調整する様にアプローチ。同様に全体のバランスと荷重、足首の関節機能をフォローした。3回の施術後には練習後の痛みは5割以下に軽減した。さらに1ヶ月後には練習後も翌日も痛みはなくなっていた。痛みをコントロールしつつリハビリを行っている。
今回の症状は脛の痛みです。
オーバーワークから来るとされていますが、荷重や使い方のバランスを調整し、リハビリやトレーニングで再発を防ぐことが重要になります。他のケースもそうですが、コントロールし、リハビやトレーニングで強化するという一連の流れがとても重要です。