症状

30代 男性
胡座(あぐら)をかくと右の股関節に痛みがあり、長時間座れない。
以前は出来ていた筈だが、最近ヨガを始めてから気になるようになった。
一生懸命ストレッチはしているが一向に変わる気配がない。
過去に怪我をした経験、痛めた経験はない。

 

分析

検査時、右の股関節には屈曲と外旋に問題があった。
加えて、自覚的な腰痛はないものの殿部の筋肉には強い圧痛があり、背部にも緊張が見られた。

施術

 

股関節の可動域を増やす為に、関節と関わる筋肉群にアプローチ。
特に、股関節と殿筋、ハムストリングの運動学的な問題を解消できるようにケアを行った。3回目の施術後には可動域の問題はなくなっていたが、楽に座ることは少し難しく、5回目の施術後には胡座をかいていてもつらい状況にはならなくなっていた。

男性でもヨガを始める人が増えて居ます。
ヨガを始めてみて改めて身体の硬さに気づくことも多いのですが、無理にストレッチしても身体が柔らかくなるとは限りません。
身体の可動域やパフォーマンスの改善といった痛みを伴わないケースも我々の仕事の範疇です。(難しいケースが多くはありますが・・・)