症状

10代 女性
背中のかたさを訴え来院。
幼稚園からバレエを初め、現在は週に4回レッスンに通っている。
背中を反らすことが苦手で、最近腰に痛みを感じる様になった。

 

分析

首~背部の連動性、股関節~腰の連動性が低下しており、筋肉の使い方にもやや問題があった。股関節や他の部分の連動性には問題がなかったが、足の甲が出難く、ポイントを作るのが苦手。

施術

 

可動域の改善と連動性を高めるようにアプローチ。首~背部、股関節~腰の連動性がある程度コントロールできるように指示した。
初回の施術後にはほぼ背中全体で身体を反らすことが可能になり、3回目の施術後にはほぼコントロールが可能な状態になっていた。
更なる安定を図るため継続的に調整中。

前回に続いて、今回も成長期のバレエダンサーにとって比較的多い悩みです。
以外と見過ごされているのは、柔軟であることと、綺麗に反らせることやコントロールできることは別の問題だということです。背骨は首に7、肋骨の付いている胸に12、腰に5個あります。また、身体を反るときには股関節も関わります。当然、重心も関係しますし、振り付けによっては「どんな風に反るか?」が変わってきます。成長期の場合、コントロールできていないということの方が多く、グイグイと柔軟体操していると腰痛に・・・というケースも多々あります。
前回も同じ事を書きましたが、基本的に成長には個人差があります。年齢やキャリアだけで出来る事が決まるわけではありません。とは言え、今出せるポテンシャルを最大限発揮させてあげ、レッスンを積み重ねることは、今後のバレエダンサーとしてレベルを上げる為にはとても重要です。
また、柔軟性の問題というよりも、一歩先のコントロールの方が大事という局面をクリアするには、視点を変える事と、ちょっとしたコツや身体の知識が役立つ筈です。