症状

40代女性 デスクワーク
肩、首、顔、頭のこりと頭痛を訴えて来院。
慢性的な肩こりはあったが、約1年前から範囲が大きくなり、
頭痛も出るようになった。
昼から夕方にかけてひどくなり、一晩寝ると多少落ち着くが、
こり、重い感じは残っている。
腕のしびれ、めまいはなし。

分析

姿勢検査ではクレーンネック、猫背、右肩下がり、骨盤後傾が目立った。
触診では、菱形筋、僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋、咬筋、側頭筋
の緊張と圧痛があった。
可動域検査ではすべての動きで、動きにくさと、張りを感じるが下記に特徴的であった。
左回旋、左側屈じの右首のツッパリ感。
右回旋、右側屈時の右首のつまり感と左首のツッパリ感。
伸展時の首前の張りと後ろのつまり感。
屈曲時の首から背中全体の張り感。
また、首を振った際に頭痛はなし。

施術

背中を中心に全体の筋肉の緩和操作と関節モビリゼーションを行った。
緊張した筋肉の緩和を行い、特に首、背中、肩甲骨、肩へ
筋肉の緩和操作と関節モビリゼーション。
頸椎、胸椎、腰椎、骨盤へアジャスト(矯正)を行い、
残っている筋肉の緊張に対して、再度、緩和操作を行った。
姿勢の正し方、体操などを指導し終了。
4回の施術で半減し、継続的に施術中。

考察

今回の症状はマスクの紐でストレスを受けたことによるものと、デスクワーク、運動不足が原因だと思われます。
まさにコロナ禍によるものです。
この方の緊張している筋肉は、マスクを長時間つけることで影響を受ける箇所の筋肉にありました。
デスクワーク、運動不足もあいまって、症状が悪化し「緊張型頭痛」が起きたと思われます。
頭を振った際に痛みが出ないので、「偏頭痛」ではなさそうでしたので、
緊張型頭痛として施術を行いました。
マスクの紐を頭の後ろで止める「マスクバンド」がありますので、
そういったもので対処をしてもらいました。
座り方、運動の代わりに体操をしてもらい、負担を極力かけず、
最低限動いてもらうこともしてもらいました。
コロナ禍で、こういった症状の方が増え、一時期は減ってきたのですが、
また増えそうな予感です。
当てはまりそうな方は、「マスクバンド」「運動」「姿勢」に注意してみてください。