症状
30代 男性
左の首の痛みを訴えて来院。
顔を左に向けると、左首に痛みと動きの制限がある。
動かさなければ痛みはないが、コリを感じることがある。
肩甲骨の動きの悪さやコリを感じることもある。
いろいろと施術は受けたが変化はなく、現在に至る。
分析
姿勢検査では左肩が下がり、左の肩甲骨も下がり、
左骨盤が上がっていた。
首の動きでは左回旋と伸展で制限があった。
筋肉は右の肩甲挙筋、右肩甲下筋、広背筋、左の腰方形筋が過緊張していた。
関節の動きは、頸椎2番、頸椎5番、胸椎1番、7番
右仙腸関節の動きが悪かった
神経的な問題、整形学的な問題はみられない。
施術では右の肩甲挙筋、左の肩甲下筋の過緊張を整え、
仙腸関節、胸椎、頸椎の矯正を行い、
再度、筋肉の調整をすることで、左回旋の痛みは消失した。
今回のケースですが、首の右の筋肉が短縮していて、
左への回旋を制限。
また、左の肩が下がり巻き肩になっている事で、
より顕著に左への動きを制限していました。
胸椎の動きの制限も首に影響していたので、
姿勢の正し方とストレッチを教えました。
本人曰く、昔から右を向いてテレビをみていたりしていた。
とのことでした。
長年のものなので、癖が強いですが、姿勢とストレッチ
簡単な体操で動きの再教育をすれば、より楽になります。