明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
今年の目標は「より相手に耳を傾ける」ことを実践したいと思います。
今年最初のブログでは、その思いを書きたいと思います。
~治療において重要なのは「聴く」こと~
相手(患者)を理解すること。
これは、気持ちを汲み取るだけの話ではありません。
症状の原因と機序、その人の悩み、本当に望むものなど様々です。
これは知識や技術も必要ですが、それを生かすには本当に相手を理解しようとする気持ちが大切です。
カイロプラクティックは、レントゲンやMRI、血液検査などはできません。
しかし、身体の状態を分析し、治療することが出来ます。
それは、症状の殆どの場合は数値や画像で判断することが出来ないからです。
患者さんの生活環境、社会環境、肉体的な問題、精神的な問題などが複雑に関係して症状が起きているからです。
患者さんの表情、しぐさ、声の抑揚、言葉など、全てを注意深く感じ、患者さん自身から「聴く」ことで状態を把握します。
この「聴く」とは、「聞く」「訊く」とは違います。
「聴く」は、耳と目と心で成り立っています。
つまり、耳と目と心で相手を理解することが、この「聴く」です。
本当の意味で患者さんを理解する。
今年、私が日々心がけるのは、患者さんに「聴く」ことです。
みなさんも家族や友人にいろいろ聴いてみてください。
また違った一面が見られるかもしれません。
院長 近藤信男