症状

45歳女性
左腕の痛みとしびれを訴えて来院。
左胸から脇、腕、手にかけて症状がある。
2年ほど前から、寒くなると症状が出るようになった。
治まっていたが、今年の1月くらいから症状が増悪。
念の為、病院に行き、検査と治療を受けたが変化がなく、
症状はひどくなっている。
首を前に倒したり、荷重がかかるような動きで痛みが増悪する。

分析

首が左に傾き左肩が上がっていた。
このポジションをキープすると楽である。
頸部の屈曲、左側屈で増悪。
胸郭出口の検査で陽性。
神経学検査異常なし。
触診にて小胸筋と斜角筋の過敏と過緊張を確認。

施術

検査結果から胸郭出口の問題と判断し施術。
胸椎、頸椎の調整と肩甲帯の筋肉のバランスを調整。
左の小胸筋に対しては、直接的にマニピュレーションを行った。

3日後の2回目の来院時に症状の軽減が確認された。
2週間後の4回目には症状はほぼなくなっていた。
ゴルフ後に少しピリピリすることもあるが、
すぐになくなる。
2週間に1回の目安で継続。

今回の症状は胸郭出口と判断しました。
この場合、整形外科での牽引は逆効果になることが多々あります。
筋肉が過敏になっているので、中途半端に刺激を加えると、
余計に緊張をしてしまいます。
頸椎のヘルニア、胸郭出口、同じく腕へのしびれはありますが、
しびれる場所や神経症状の有無など、鑑別をすることが大切です。

院長 近藤信男