症状

40歳男性
右背部の痛みを訴えて来院。
一昨日の夜までは問題はなかったが、
昨日の朝起きたときに痛みがあった。
その後、痛みはひどくなり首や肩を動かすと、
右背中に鋭い痛みがある。
昨日の夜は座っていないと痛みで寝ることができなかった。

分析

首はどの動きでも痛みが背中に発症。
姿勢は首を若干右に傾けていた。
肩を動かすことはできるが、痛みは発症する。
右肩甲帯に関わる筋肉の過緊張がみられた。
起立筋の過緊張も強い。

施術

首が右に傾き、右肩が上がり、右全体を固めているようすであったので、
まずはその過緊張を開放するようにアプローチした。
また、起立筋の過緊張が強かったので、グラストンにてアプローチ。
この時点で首の右回旋以外の動きは、かなり改善した。
温めることを指導し、3回の施術で改善。

今回のようなケースは、過緊張が強く出る、自律神経の興奮が起きたものと考えられました。
この方は、とても仕事が忙しく、睡眠時間も短い。
デスクワークの時間が多く、ストレスが多かったということでした。
寝ている態勢が悪く、どこかの筋肉に過緊張を起こし、それがきっかけとなり
関連する部位へ広がっていったと考えられました。

今回の場合は対症療法に近く、睡眠時間の確保や体を温めるなどの指導をすることで
再発を防ぐことができると思われます。

忙しくしている方は、こういった症状に注意してくださいね。