症状
15歳 男性
膝の痛みを訴え来院。
半年前から膝が痛み始め、整形外科を受診しオスグッド病と診断された。
休息と練習再開を繰り返してきたが痛みが出る頻度が増してきている。
無理に練習をすると歩行時にも痛みを感じる。
分析
検査時、膝の痛みのため歩くときにも庇っていた。膝蓋腱(膝のお皿の下)には強い圧痛があり、前ももには強い緊張があり、痛みのため膝を曲げることができなかった。
前回のケースと同様に、患部への負担を軽減するため、周囲の筋、関節機能を調整する様にアプローチを行い、テーピングでサポートを行った。初回の施術後には歩行時の痛みはなくなり、初回の施術から2ヶ月後にはスケジュール通り練習を行いつつ、痛みはコントロール下にある。
今回の症状もオスグット病です。
如何にコントロール下に置くかが重要ですが、必ずしも痛みがないから練習しても良いとは限りません。痛みを取るだけではなく、選手の将来や今後に向けてリハビリや他のトレーニングを行うことも重要です。