症状
40代女性 デスクワーカー
休日に子供とボーリングのテレビゲームをした。
コントローラーを持って、ボールをなげる動作をするもの。
翌日になり右腰が痛く、立つときに腰が伸びない。
動いているうちに楽になってくる。
なかなか良くならないので来院してくれました。
分析
姿勢では、少し前傾になり腰が伸ばせない状態でした。
骨盤が左に流れていて、上半身は右に補正している姿勢でした。
動きでは、伸展、右側屈、右回旋で痛みがありました。
股関節の屈曲では右は力が入りづらく、腰に痛みも再現されました。
関節の動きは、右仙腸関節前方変位、腰椎5番左回旋制限、胸腰部の伸展制限。
筋肉は右大腰筋、右中殿筋、左腰方形筋の過緊張がみられました。
施術
初めに過緊張を起こしている筋肉に対して、緩和操作をおこない、
この時点で痛みは半減しました。
その後、関節の矯正を行い、さらに痛みの改善がみられました。
再度チェックをして、残っているところへ、緩和操作、ストレッチ、モビリゼーションを行い、施術後は、ほぼ痛みはなくなりました。
考察
今回の痛みはゲーム時の姿勢、力の入れ方が問題だと思われます。
過去にもいたのですが、こういったゲームでテニスもあります。
実際にラケットやボールの重さや反発がないのに、
振る時は結構強く振ることで、思いもよらない箇所に負担がかかります。
それで、背中を痛めたり、腰を痛めたりするようです。
スポーツ系のテレビゲームをするときは、振る強さ、姿勢に気を付けて
楽しんでください。